コインチェックのCoincheck NFT(β版)を使ってみたい。
始め方から買い方、売り方まで初心者向けに教えてほしい。
こんなお悩みを解決します!
今回はコインチェックのNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」について徹底解説。主な取り扱いタイトルや各種手数料、メタマスクとの接続方法、サービスの利用方法など解説します。
まだコインチェックの口座を開設していない方は、以下からどうぞ。
コインチェックのお役立ち記事 | |
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口座開設方法 | 日本円の入金方法 |
ビットコインの買い方 | イーサリアムの買い方 |
メタマスクへの送金方法 | バイナンスへの送金方法 |
Coincheckつみたて | Coincheck NFT(β版) |
ビットフライヤーと徹底比較 | おすすめキャンペーン |
1分で理解できる要約
- Coincheck NFTとは、ユーザー同士でNFTと仮想通貨の交換取引ができるNFTマーケットプレイス
- Coincheck NFTの特徴は、ネットワーク手数料(ガス代)が無料、メタマスクと簡単に連携できるなど様々
- Coincheck NFTの始め方は、①コインチェックの口座開設→②メタマスクのインストール→③Coincheck NFTとメタマスクを連携の3ステップでOK
- Coincheck NFTの注意点は、①NFTの販売時と出庫時に手数料がかかること、②メタマスクとの連携はPCからしかできないことなど
Coincheck NFT(β版)とは
Coincheck NFT(β版)とは、国内初となる暗号資産交換業者が運営するNFTマーケットプレイスです。コインチェックの口座を開設しているユーザー同士で、NFTと仮想通貨の交換取引ができます。
取り扱いタイトルは、The Sandbox(サンドボックス)やCryptoSpells(クリプトスペルズ)など多数です。
有名な作品が随時追加されていっているので、今後の展開から目が離せません。
Coincheck NFT(β版)の基本情報
Coincheck NFT(β版)の基本情報は、以下をご覧ください。
取扱コンテンツ | ゲームアセット/トレーディングカード |
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各種手数料 | 入庫手数料:無料(ガス代は自己負担) |
出品手数料:無料 | |
販売手数料:販売価格の10% | |
出庫手数料:0.01~0.16ETH | |
決済手段 | BTC(ビットコイン) ETH(イーサリアム) XRP(リップル) LTC(ライトコイン) BTH(ビットコインキャッシュ) MONA(モナコイン) XEM(ネム) LSK(リスク) XLM(ステラルーメン) ATUM(クアンタム) BAT(ベーシックアテンショントークン) IOST(アイオーエスティー) ENJ(エンジンコイン) OMG(オーエムジー) PLT(パレットトークン) SASND(サンド) |
対応チェーン | イーサリアム |
トークン規格 | ERC-721 |
対応ウォレット | メタマスク |
Coincheck NFT(β版)の取り扱い作品
Coincheck NFT(β版)で取り扱われている主なタイトルはこちらです。
①CryptoSpells(クリプトスペルズ)
②The Sandbox(サンドボックス)
③NFTトレカ
④Sorare(ソラーレ)
⑤Meebits(ミービッツ)
⑥Joyfa(ジョイファ)
⑦Decentraland(ディセントラランド)
⑧Art Blocks(アートブロックス)
⑨Generativemasks(ジェネラティブマスク)
⑩Otherside(アザーサイド)
現在は、NFTゲーム内のアイテムやトレーディングカードが中心です。
元素騎士オンライン-META WORLD-など話題のタイトルも取り扱っています!
Coincheck NFT(β版)の特徴
次に、Coincheck NFT(β版)の特徴をご紹介します。
ネットワーク手数料(ガス代)が無料
通常、NFTはイーサリアムなどのブロックチェーン(すべての取引履歴が記録された帳簿のようなもの)上に発行されます。
OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスでNFTの売買を行う場合は、このブロックチェーンに対していくらかのネットワーク手数料(ガス代)を支払わなければなりません。
ガス代の厄介な点は、常に変動していること。ネットワークの混雑状況によっては、NFTの価格よりもガス代が高いなんてこともザラです…。
その点、Coincheck NFT(β版)はNFTの取引履歴をブロックチェーンに記録しない「オフチェーン」のNFTマーケットプレイスなので、ネットワーク手数料(ガス代)が一切かかりません。
ガス代がいくらになるかを気にせずにNFTを売買することができます。
コインチェックの保有通貨で決済できる
通常のNFTマーケットプレイスでは、EHT(イーサリアム)を中心に2~3種類の仮想通貨でしか決済できません。
その点、Coincheck NFT(β版)では、コインチェックで購入した仮想通貨をそのまま決済手段として利用することができます。
2023年2月時点だと、コインチェックで購入できる仮想通貨は17種類。なんと、このうちの16種類をNFT取引の決済手段として利用することができます。
すでにコインチェックで仮想通貨を購入したことがある人なら、投資資金をそのままNFTに転用できるので便利ですよね。
ただし、NFTの出品時に指定された仮想通貨でしか決済できないので、購入時に確認する必要があります。
メタマスクとの連携でNFTの入出庫が簡単
Coincheck NFT(β版)では、マイページ上でメタマスクという仮想通貨ウォレットと簡単に連携できます。
これにより、Coincheck NFT(β版)とメタマスク間のNFTの移動(入庫・出庫)がスムーズになるというわけです。
もちろん、Coincheck NFT(β版)にもNFT専用ウォレットがあるので、購入したNFTを安全に保管することができます。ユーザーが秘密鍵の管理をする手間もかかりません。
ちなみに、NFTの出庫先はメタマスクに限らず、ERC721規格に対応するウォレットであればOKです。
提携先が豊富&限定品も購入できる
Coincheck NFT(β版)では、国内最大級の仮想通貨取引所というネームバリューを活かし、CryptoSpellsやThe Sandboxなど国内外の様々なNFTゲームと提携しています。
ここでしか手に入らないような限定品もあり、その希少価値の高さからどこかのタイミングで価格が高騰する可能性も考えられますよ。
今後も随時タイトルを追加していくと公式が発表しているので、定期的に情報をチェックしておくことをおすすめします。
Coincheck NFT(β版)の利用ガイド
次は、Coincheck NFT(β版)の利用方法についてです。
- Coinchec NFT(β版)の始め方
- Coinchec NFT(β版)の買い方
- Coinchec NFT(β版)の売り方
- Coinchec NFT(β版)の入庫方法
- Coinchec NFT(β版)の出庫方法
ここでは、上記5つの項目について順番に解説していきます。
Coincheck NFT(β版)の始め方
Coinchec NFT(β版)の始め方は簡単です。
事前準備として、STEP1〜STEP3を済ませておけば問題なく利用開始できます。
STEP1:コインチェックの口座を開設する
まずは、運営元であるコインチェックの口座を開設しましょう。
20歳以上であれば無料で口座開設できます!面倒な郵送手続きや押印もなく、スマホ1つで10分もあれば完結しますよ。
まだ開設していない方は、以下のリンクから進めてみてください。
参考Coincheck(コインチェック) の口座開設方法【最短5分の始め方】
続きを見る
STEP2:メタマスクをインストールする
NFTの入庫や出庫を行いたい方は、Coinchec NFT(β版)と連携できるメタマスクをインストールしておきましょう。
なお、2022年8月現在、Coinchec NFT(β版)とメタマスクの連携はパソコンからしかできません。(スマホアプリ、スマホのWebブラウザ、メタマスクアプリのブラウザから試しましたができませんでした。)
NFTの入庫・出庫はパソコン版のCoinchec NFT(β版)から行うことになるので、メタマスクもパソコンにインストールすることをおすすめします。
メタマスクの概要や具体的なインストール方法については、以下の記事をご覧ください。GoogleChromeのWebブラウザを使えばすぐにインストールできます。
参考メタマスク(MetaMask)の始め方!インストール手順をスマホ・PC別に紹介
続きを見る
STEP3:Coinchec NFT(β版)とメタマスクを連携する
メタマスクのインストールが済んだら、Coinchec NFT(β版)とメタマスクを接続します。
やり方はこちら。
①パソコンのGoogleChromeでコインチェックにログイン後、「Coinchec NFT(β版)」をクリックします。
②「マイページ」をクリックします。
③メタマスクのアイコンをタップして、ネットワークが「イーサリアムメインネット」になっていることを確認します。
④赤枠の「MetaMaskに接続 >」をクリックします。
⑤初回に限り、取引説明書や利用規約への同意が必要です。
「同意してサービスを利用する」をクリックします。
⑥Coinchec NFT(β版)のトップページに戻ったら、再びマイページから「MetaMaskに接続 >」をクリックします。
すると右上にメタマスクのポップアップが表示されるので、「次へ」をクリックします。
⑦「接続」をクリックします。
その後、署名の要求画面に切り替わるので「著名」をクリックします。
⑧これでCoinchec NFT(β版)とメタマスクの連携が完了です。
上の画面のように、接続しているメタマスクのアドレスや「接続中」という文字があればOKになります。
Coincheck NFT(β版)の買い方
次に、Coincheck NFT(β版)でNFTを購入する方法をご紹介します。
①まずはタイトル一覧や新着入庫一覧から、自分が購入したいNFTを探します。
ちなみに、「一覧を見る」をタップすると上のような商品一覧ページに切り替わります。
こちらでキーワード検索をかけたり、特定の支払い通貨に絞って商品を探すことができます。
また、価格が安い順、高い順に並べ替えることも可能です。
②「Yuto」でキーワード検索をかけた結果がこちら。
購入したいNFTが決まったら、詳細画面を表示させてください。
③「購入確認」をクリックします。
ここで購入に必要な仮想通貨の種類や金額をよく確認してください。
④次に、「ホーム」の現物取引画面、もしくは「販売所(購入)」から決済用の仮想通貨を購入します。
ビットコインの購入方法については、以下の記事で解説しています。イーサリアムやリップルなどの他の仮想通貨に関しても、同じような方法で購入可能です。
参考コインチェックでビットコインを購入する方法5つ【超初心者向け】
続きを見る
④決済用の仮想通貨が用意できたら、NFTの購入画面に戻ります。
⑤「購入」ボタンが有効になっているはずなのでクリックしてください。
これでNFTの購入が完了です。
Coincheck NFT(β版)の売り方
①Coincheck NFT(β版)のマイページを開きます。
②出庫したいNFTを選択します。
③「出品」を選択します。
④販売時に受け取る通貨と出品金額を入力します。
⑤販売価格や手数料を確認して「出品」を選択します。
自分が保有しているNFTをCoincheck NFT(β版)に出品する方法はこちらです。
販売時に、販売価格の10%が手数料としてかかるので考慮しておきましょう。
Coincheck NFT(β版)の入庫方法
①Coincheck NFT(β版)のマイページで「MetaMaskから入庫」を選択します。
②入庫するNFTを選択して、ToKen IDを入力します。
③最後に「入庫」を選択します。
メタマスクに保有しているNFTをCoincheck NFT(β版)に送る方法はこちらです。
ちなみに、入庫時の手数料はかかりませんが、ガス代(ネットワーク手数料)は自己負担になります。
ToKen IDの探し方は?
ToKen IDを探す方法を2つご紹介します。【方法1】の方が初心者向けです。
【方法1】「miime」から探す
①NFTマーケットプレイス「miime」にアクセスします。
②メタマスクを接続してマイページを開きます(会員登録不要)。
③商品一覧の中から、Coincheck NFT(β版)に入庫したいNFTを選択します。
④NFTの出品ページに切り替わったら、アイテム情報欄の「トークンID」を確認します。
ページURL末尾の数字列もトークンIDになっています。
【方法2】Etherscanから探す
①GoogleChromeでメタマスクを開きます。
②入庫したいNFTのトランザクションを選択します。
③右上の矢印ボタンを選択して、Etherscanの画面を開きます。
④Overviewタブの「Tokens Transferred:」欄にあるToKen IDを確認します。
Coincheck NFT(β版)の出庫方法
①Coincheck NFT(β版)からマイページを開きます。
②出庫したいNFTを選択します。
③「出庫」を選択します。
④出庫申請画面で「出庫先」を選択します。
Coincheck NFT(β版)で購入したNFTを外部のウォレットに移動させる方法はこちらです。
NFTの出庫先はメタマスクに限らず、ERC721規格に対応するウォレットであれば出庫可能です。
最初に出庫先を登録する必要があるので、出庫申請画面の「出庫先を編集」ボタンより登録してください。
手数料や反映時間など、出庫に関する注意事項が多いので、出庫申請画面でよく確認してください。
Coincheck NFT(β版)に関するQ&A
最後に、Coincheck NFT(β版)に関してよくある質問4つに回答します。
クレジットカード決済はできる?
Coincheck NFT(β版)は、クレジットカード決済に対応していません。
EHT(イーサリアム)やBTC(ビットコイン)など、コインチェックに上場している仮想通貨で購入することになります。
手数料はかかる?
販売時に販売価格の10%が手数料としてかかります。
また、出庫時には手数料として0.01〜0.16ETH必要になるので、予め用意しておきましょう。
詳しくはコインチェックの公式サイトで確認できます。
スマホアプリで利用できる?
Coincheck NFT(β版)は、基本的にパソコン版のサービスです。
2023年2月現在、アプリやスマホのWebブラウザからはメタマスクと連携することができないので、パソコンを利用しましょう。
サポートはある?
もちろんあります。
不明点などがあれば、運営元のコインチェックに問い合わせることになります。
まとめ
コインチェックのNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」について徹底解説しました。
記事の内容をおさらいしておきましょう。
1分で理解できる要約
- Coincheck NFTとは、ユーザー同士でNFTと仮想通貨の交換取引ができるNFTマーケットプレイス
- Coincheck NFTの特徴は、ネットワーク手数料(ガス代)が無料、メタマスクと簡単に連携できるなど様々
- Coincheck NFTの始め方は、①コインチェックの口座開設→②メタマスクのインストール→③Coincheck NFTとメタマスクを連携の3ステップでOK
- Coincheck NFTの注意点は、NFTの販売時と出庫時に手数料がかかること、メタマスクとの連携はPCからしかできないことなど
Coincheck NFT(β版)は、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスと比較すると取り扱いタイトルや付随機能がまだまだ少なめです。
しかし、NFTの買い方や売り方はとてもシンプル!「いきなり海外のNFTマーケットプレイスを使うのは不安」「NFTがどういうものか知りたい」という方にはぴったりなのではないかと思います。
取り扱いタイトルの追加など、今後の進展も期待できるので、ぜひ利用してみてくださいね。
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