パンケーキスワップの始め方！メタマスクのスマホアプリで簡単接続

PancakeSwap（パンケーキスワップ）ってスマホやアプリでできる？

始め方・やり方を教えてほしい。

こんなお悩みを解決します！

今回は「スマホやアプリでPancakeSwap（パンケーキスワップ）を始める方法」を解説します。

この記事を読めば、メタマスクとパンケーキスワップを接続して資産を増やせるようになりますよ！

プロバイダーエラー等でメタマスクからパンケーキスワップに接続できない場合の対処法も記述しているので、併せてご覧ください。

PancakeSwap（パンケーキスワップ）とは何？

引用：PancakeSwap公式HP

最初に、そもそもPancakeSwap（パンケーキスワップ）とは何かを解説しておきます。

特徴①バイナンスが開発した分散型取引所（DEX）

パンケーキスワップとは、海外の仮想通貨取引所Binance（バイナンス）が開発した分散型取引所（DEX）です。BSC（バイナンススマートチェーン）というバイナンスのブロックチェーン上に構築されています。

ちなみに分散型取引所とは、特定の管理者がおらず、全世界にあるサーバーで分散管理されている仮想通貨取引所のことです。利用時に本人確認を行う必要がなく、口座開設の手続きもありません。

利用者は、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットをパンケーキスワップに接続することで、すぐに仮想通貨の取引を行うことができます。

特徴②日本未上場の仮想通貨が取引できる

パンケーキスワップで提供されているスワップ取引を利用すれば、自分の保有している仮想通貨を別の仮想通貨に交換することができます。

日本では未上場の仮想通貨にも簡単に交換できる上、分散型取引所の中でも手数料が安く設定されているため、多くの投資家に利用されています。

特徴③イールドファーミングやステーキングが可能

パンケーキスワップでは、指定された仮想通貨を預けることで金利が貰える「イールドファーミング」や、CAKEという仮想通貨を預けることで金利が貰える「ステーキング」サービスが利用できます。

年利は100％を超えるものが多く、超高利率です！

国内の仮想通貨取引所のステーキングサービスは年利5％前後というものがほとんどなので、おすすめですよ。

パンケーキスワップの始め方【スマホアプリ版】

スマホやアプリでパンケーキスワップを始める方法は上記の通りです。

事前準備を踏まえると9ステップと多いですが、意外と簡単にできます。所要時間は、審査待ちの時間を除くと1時間弱くらいです。

１つずつ丁寧に解説していきますので、記事を参考にやってみてください。

すでにSTEP8まで終わっている方は、1分足らずでパンケーキスワップに接続することができます。

あまね

①国内仮想通貨取引所で口座開設

まずは国内仮想通貨取引所の口座を開設します。

初心者におすすめの仮想通貨取引所は、国内人気No.1の「コインチェック」です。理由は以下のとおり。

コインチェックの口座開設方法については、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。手順通りに進めば最短10分で口座開設手続きが完了します。

コインチェックの口座を開設する

②国内取引所で仮想通貨を購入

続いて、国内取引所で仮想通貨を購入します。

購入する仮想通貨は何でもOKですが、後ほど海外仮想通貨取引所に送金する必要があるため「リップル（XRP）」がおすすめです。

理由は、リップル（XRP）は送金手数料が安い＆送金時間が早いからです。

例えば、コインチェックではビットコインの送金手数料は0.0005 BTC、リップルの送金手数料は0.15 XRPかかります。

2023年2月時点の価格で日本円に換算すると、ビットコインの送金手数料は1,400円程度、リップルの送金手数料は7円程度です。その差は200倍！

送金時間においても、例えばコインチェックからバイナンスへリップル（XRP）を送金する場合は3分程で着金します。他の仮想通貨であれば、ネットワークの混雑状況にもよりますが、半日以上かかることもザラです。

どれだけリップルが送金に優れている仮想通貨か分かると思います。

なお、コインチェックの入金方法や仮想通貨を購入する方法は以下の記事で解説しています。記事ではビットコインの買い方について記述していますが、リップルも同じようなやり方で購入可能です。

③Binance（バイナンス）で口座開設

次に、海外の仮想通貨取引所で口座を開設します。

海外の仮想通貨取引所を開設する理由は、メタマスクへの送金手数料が安く済むからです。

後の手順にも記述しているのですが、メタマスクのアプリでパンケーキスワップを使うためには、事前に仮想通貨をメタマスクへ送金する必要があります。

この時、国内の仮想通貨取引所からメタマスクに送金する場合、1,000円程度の送金手数料（ガス代）がかかるのに対して、海外の仮想通貨取引所から仮想通貨を送金する場合は15円程度の手数料しかかかりません。

少しでも投資コストを抑えるためにも、国内の仮想通貨取引所以外にも、海外の仮想通貨取引所を開設しておきましょう。

おすすめの海外仮想通貨取引所は、Binance（バイナンス）です。

理由は以下の通り。

バイナンスの独自通貨であるバイナンスコイン（BNB）は、バイナンスで保有しておくだけで仮想通貨の取引手数料が最大25％割引されます。

NFTゲームをプレイする際のガス代（手数料）としてBNBが必要な場合も多いです。

④国内取引所からバイナンスへ仮想通貨送金

バイナンスの口座を開設したら、国内取引所からバイナンスへ仮想通貨を送金しましょう。

先ほども記述した通り、送金する仮想通貨は「リップル（XRP）」がおすすめです。

なお、送金方法については以下の記事を参考にしてください。コインチェック以外の仮想通貨取引所も、同じような方法で送金することができますよ。

⑤バイナンスでBNBを購入

国内取引所からバイナンスへ仮想通貨を送金したら、その仮想通貨を使ってBNBを購入します。

なお、バイナンスではクレジットカードで直接BNBを購入することも可能ですが、手数料として仮想通貨価格の3.5%もしくは10USDの高い方が請求されます。

国内取引所コインチェックからリップル（XRP）を送金する場合の手数料は0.15 XRP（日本円換算で約7円）なので、クレジットカードで購入する方が割高になる可能性大です。

そのため、以下の記事の「購入方法１.コンバート」もしくは「購入方法２.現物取引（成行注文）」でBNBを購入するのがおすすめです。

⑥メタマスクのインストール

次は、メタマスクのスマホアプリをダウンロードします。

メタマスクとは、世界で最も利用されているインターネット上にある仮想通貨ウォレットのことです。自分の保有している仮想通貨やNFTを一括で保管したり、送受信したりするために利用されています。

パンケーキスワップの他にも、NFTゲームやNFTマーケットプレイス、DeFiを利用する際に必要なのでダウンロードしておきましょう。

ダウンロード方法や初期設定方法は以下の記事を参考にしてください。

⑦メタマスクにBSCネットワークを追加

メタマスクのスマホアプリをダウンロードして初期設定が済んだら、BSCネットワークを追加します。

BSCとはBinance Smart Chain（バイナンススマートチェーン）の略で、仮想通貨取引所バイナンスが運用・管理しているブロックチェーンのことです。

パンケーキスワップはこのBSCネットワーク上に構築されているので、メタマスクのアプリにBSCネットワークを追加しましょう。

設定が完了したら、メタマスクのアプリでパンケーキスワップを利用できるようになります。

具体的な設定方法は、以下の記事を参考にしてください。3分程で設定できます。

⑧バイナンスからメタマスクにBNB送金

メタマスクのアプリでパンケーキスワップを利用する前に、海外仮想通貨取引所からメタマスクにBNBを送金します。

送金手順については以下の記事で分かりやすくまとめているので、活用してください。送金時間は3分前後とスピーディーです。

⑨パンケーキスワップとメタマスクを接続

最後のステップでは、パンケーキスワップとメタマスクを接続します。

手順は以下の通りです。画像付きで解説していきます。

①メタマスクを開き、ネットワーク名が「Binence Smart Chain」であることを確認します。

その後、左上の三本線をタップします。

ネットワーク名が「Binence Smart Chain」以外になっている場合は、赤線部分をタップしてネットワークを切り替えてください。

あまね

②メニューが開いたら「ブラウザ」をタップします。

③メタマスクのブラウザが開いたら、パンケーキスワップの公式URL「https://pancakeswap.finance/」を入力します。

④パンケーキスワップの公式サイトが開きます。

画面右上の「connect」をタップしてください。

⑤接続するウォレットの中から「MetaMask（メタマスク）」を選択します。

お疲れ様です。

これでパンケーキスワップとメタマスクの接続ができました。

あまね

パンケーキスワップに接続できないときは

次に、パンケーキスワップに接続できないときの対処法をご紹介します。

ブラウザでプロバイダーエラーになる場合

パンケーキスワップは、スマホのWebブラウザからメタマスクに接続しようとすると「Provider Error」や「No provider was found」と表示されて接続できないことが多々あります。

メタマスクのスマホアプリをアップデートしたりスマホを再起動したりしても解消しない場合は、前章でご紹介した通り、メタマスクのアプリからパンケーキスワップに接続してみてください。

これでプロバイダーエラーが解消されるはずです。

メタマスクのスマホアプリから接続できない場合

パンケーキスワップは、BSC（Binence Smart Chain）上に構築されている分散型取引所の一つです。

そのため、メタマスクのネットワークをBSC（Binence Smart Chain）に切り替えておかないと、メタマスクでパンケーキスワップに接続できません。

切り替える方法は、メタマスクを開いた後に画面上部のネットワーク名をタップして、BSC（Binence Smart Chain）を選択するだけです。

パンケーキスワップ利用時の注意点

最後に、パンケーキスワップを利用する際の注意点を3つご紹介します。

①利用は自己責任だと理解しておく

パンケーキスワップの利用時に何かトラブルが発生しても、基本的にはすべて自己責任になります。

パンケーキスワップは特定の管理者がいない分散型取引所の一つです。予め設定されているプログラムによって動いているので、一般的な仮想通貨取引所にあるようなサポート体制がありません。

ウォレットの中身が消えたなどのトラブルが起こっても自分で解決する必要があるので、仕組みや使い方を理解した上で利用しましょう。

②ウォレット接続前に公式サイトか確認する

パンケーキスワップに限りませんが、メタマスクのウォレットを分散型取引所やNFTゲームに接続する際は、接続先が本当に公式サイトのものかどうかを確認してください。

なぜなら、Googleで「pancakeswap」等の特定のサイト名を検索すると、詐欺サイトが上位に表示される可能性があるからです。このような詐欺サイトに誤ってメタマスクを接続してしまうと、ウォレットの中身をすべて盗まれてしまう恐れもあります。

そのため、パンケーキスワップに接続する場合は、「https://pancakeswap.finance/」と正しいURLになっているかどうかを確認しましょう。

不安な方は、パンケーキスワップの公式Twitterからアクセスすると確実です。

一度アクセスしたら、ブックマークで保存しておきましょう。

あまね

③メタマスクがBSCになっているか確認する

前述していますが、パンケーキスワップはBSC（Binance Smart Chain）上に構築された分散型取引所です。

メタマスクから接続する際に、別のネットワークになっているとそもそもパンケーキスワップにアクセスできなかったり、保有している仮想通貨が消えたりするケースもあります。

自分の資産を守るためにも、メタマスクのネットワークは正しく選択しているかどうかの確認を徹底しましょう。

まとめ

スマホやアプリでPancakeSwap（パンケーキスワップ）を始める方法を解説しました。

パンケーキスワップは、メタマスクのスマホアプリから接続することで簡単に始めることができます。もし接続できない場合は、記述した対処法を試してみてください。

接続が完了したら、早速パンケーキスワップを使ってメタマスク内にあるBNBを別の仮想通貨に交換してみましょう。