- コインチェックで仮想通貨の積立をしたい。
- 積立投資のやり方やデメリット、手数料を教えてほしい。
そんなお悩みを解決します!
今回は、コインチェックの仮想通貨積立サービス「coincheckつみたて」について徹底解説!メリットやデメリット、スマホアプリでのやり方、手数料などについてまとめています。
この記事を読めば、「積立頻度は毎日と毎月どっちがおすすめか」「どの銘柄が積立におすすめか」などについても分かりますよ。
まだコインチェックの口座を開設していない方は、以下からどうぞ。
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ビットコインの買い方 | イーサリアムの買い方 |
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ビットフライヤーと徹底比較 | おすすめキャンペーン |
1分で理解できる要約
- コインチェックの積立投資とは、月々1万円〜仮想通貨の自動積立ができるサービス
- コインチェックで積立投資するメリットは、18種類の仮想通貨をサービス利用料や口座振替手数料0円で運用できることなど
- コインチェックで積立投資するデメリットは、短期で大きな利益を得るのはむずかしく長期目線で運用する必要があるなど
- 積立投資の始め方は、①引き落とし口座の設定→②プランや金額の設定の2ステップでOK
- おすすめの積立プランは、毎日ビットコインを積み立てること
もくじ
コインチェックの積立投資とは
コインチェック(Coincheck)の積立投資サービス「coincheckつみたて」とは、月々1万円〜100万円の範囲で仮想通貨の自動積立ができるサービスです。
現在、利用できるプランは以下の2種類です。
- 月イチつみたてプラン
- 毎日つみたてプラン
月イチつみたてプランは、指定した仮想通貨を毎月1度だけ購入するプラン。毎日つみたてプランは、指定した仮想通貨を毎日購入するプランです。
どちらのプランも、コインチェック側で入金から購入までを自動で完了させてくれます。そのため、仮想通貨の購入タイミングが分からないという初心者でも、損をするリスクを抑えて安定収入を狙うことができます。
コインチェックで積立投資するメリット
コインチェックで積立投資を行うメリットを5つ解説します。
毎月1万円~、1,000円単位で積立OK
前述したとおり、Coincheckつみたては月々1万円〜100万円の範囲で仮想通貨の自動積立ができる仕組みです。
1万円を超える場合は、1,000円単位で金額を上乗せすることができます。
積立頻度は「毎日」or「月イチ」から選択可能!毎月の積立合計額が1万円以上になればOKなので、例えば、1日あたり約333円分のビットコインを積み立てることも可能なわけです。
ある程度、自分の好きな積立金額や積立頻度で始められるのは嬉しいですね。
アルトコイン積立に対応している
アルトコインとはビットコイン(BTC)以外の主要な仮想通貨のことですが、コインチェックでは様々なアルトコインでも積立投資を行えます。
2023年5月時点で、Coincheckつみたてに対応している仮想通貨は以下の18種類です。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- LSK(リスク)
- XRP(リップル)
- XEM(ネム)
- LTC(ライトコイン)
- BTH(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナコイン)
- XLM(ステラルーメン)
- QTUM(クアンタム)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- IOST(アイオーエスティー)
- ENJ(エンジンコイン)
- OMG(オーエムジー)
- SAND(サンド)
- DOT(ポルカドット)
- CHZ(チリーズ)
- LINK(チェーンリンク)
なかでもSAND(サンド)は国内初の取扱通貨ということもあり、多くの投資家から注目を集めています。
他の仮想通貨取引所で取り扱っていない仮想通貨を自動積立できるのは、大きな魅力です。
サービス料や口座振替手数料が無料
コインチェックで積立投資をする場合、仮想通貨を購入する資金は毎月指定した銀行口座からの引き落としになります。
この時の引き落とし(口座振替)手数料は、なんと無料!Coincheckつみたてのサービス利用料もかかりません。
クレジットカード決済での積立には対応していませんが、低コストで仮想通貨の積立ができることになります。
ロボアドバイザーなどの積立サービスは振込手数料や運用手数料がかかる場合も多いので、手数料0円というのは意外ですよね!
投資初心者でも始めやすいのではないでしょうか。
ほったらかし運用ができる
Coincheckつみたては、月ごとに引き落とし日(口座からお金が引き落とされる)や買付日(仮想通貨を購入して積み立てる日)が決まっています。
そのため、申込時に積立プランを設定しておけば、後はほったらかしでOKです。自分で仮想通貨を購入する手間がかかりません。
ちなみに、引き落とし日は毎月7日、買付日は27日に設定されていることが多いです。
日付が固定されているわけではないので、確かな積立スケジュールが知りたい方は、コインチェックの公式サイトで確認してください。
ドルコスト平均法でリスクを軽減できる
Coincheckつみたてに限らず、自動積立の魅力はドルコスト平均法で投資ができること!
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品(株や仮想通貨)を常に一定金額で、定期的に購入していく投資手法です。積立サービスは必然的にこの手法を使うことになるので、「価格が低い時に多く買って、価格が高い時に少なく買う」状態になります。
そのため、短期間で大きなリターンを得ることは難しいですが、中期〜長期的な視点で投資していくことで利益が出るタイミングがくるのがメリットです。
また、仮想通貨を買う時期が分散されることによって、購入価格が安定し、一括購入よりも総資産が目減りするリスクを抑えることもできます。価格が暴落した時の損失も最小限に抑えられるわけです。
センスやスキル、難しいチャート分析も自動積立では不要!
投資初心者や堅実な資産形成をしたい人には特におすすめですよ。
コインチェックで積立投資をするデメリット
次に、コインチェックで積立投資をするデメリットを4つご紹介します。
実は、これらのデメリットはコインチェックに限った話ではありません。積立投資ならではのデメリットなので、他の取引所で積立投資を検討している方も参考にしてください。
元本が保証されない
当たり前ですが、投資では元本保証がありません。積み立てた資金よりも価格が安くなって損をする可能性もあると理解しておきましょう。
特に仮想通貨は値動きが激しいので、毎月の積立金額は余剰資金の範囲で設定してくださいね。
値下がりした時に積立購入できない
Coincheckつみたてでは引き落とし日と買付日が毎月決まっています。そのため、積立設定している仮想通貨が安くなっても自動で積立購入してくれません。
ただし、値段が安くなったときは手動で購入すればいいので、あまり気にしなくてもOKです。
短期間で大きな利益を得ることは難しい
仮想通貨の積立は、FXのように短期で大きなリターンを得るものではありません。価格が大きく上昇した時も、一括で購入した時に比べて恩恵が薄くなります。
もちろんその分、仮想通貨の価格が暴落した時の値下がりリスクを最小限に抑えられる強みもあるので、日々の値動きに一喜一憂せずに、中期・長期目線で資産を増やしていきましょう。
無理な積立金額を設定して続けられなくなるような人や、暴落時に耐え切れずに売却してしまうような人は、他の投資の方が向いているかもしれません。
スプレッドが実質的な手数料になる
Coincheckつみたてのサービス利用料は無料ですが、スプレッド(仮想通貨の買値と売値の差)が実質的な手数料になります。
積立サービスを利用する際に見落としがちなので、初心者は特に注意しましょう。
手数料相当額は、購入価格の0.1〜4.0%相当です。
そのため、どうしてもスプレッドを支払いたくない人は、積立サービスは使わずに取引所で手動積立するのがおすすめ。取引所ならスプレッドを負担する必要がなく、取引手数料も無料だからです。
ただし、積み立てた仮想通貨をすぐに売却するわけではないので、中・長期で積み立てる方は多少のスプレッドコストがかかっても許容できます。
ちなみにスプレッドは、コインチェックに限らず、他の取引所の積立サービスでも負担する必要があります。
参考Coincheck(コインチェック) の口座開設方法【最短5分の始め方】
コインチェックで積立投資をするやり方
それでは、Coincheckつみたてのやり方を解説していきます。
手順はたったの2ステップです。
step
1引き落とし口座を設定する
step
2プランや金額を設定する
STEP1:引き落とし口座を設定する
①まずはコインチェックのスマホアプリを開いて、右下にある「アカウント」をタップします。
②次に、「Coincheck つみたて」をタップします。
③下へスクロールして、「口座の設定をする(約5分)」をタップします。
④次に、引き落としをする金融機関を選択します。
今回は楽天銀行を選択しますが、ご自身が使っている銀行に合わせて手順を進めてください。
⑤金融機関ごとに流れは若干異なりますが、金融機関を選択したら入力内容の確認画面が表示されます。
内容に問題がなければ、「金融機関へ」をタップしてください。
⑥金融機関のサイトに切り替わるので、ログインして自動引き落とし設定の申込手続きを行います。
⑦引き落としの設定が完了すると、上の画面に切り替わります。
これでSTEP1が完了です。
STEP2:プランや金額を設定する
①ここから早速、積立金額や積立頻度の設定を行っていきましょう。
まずは、「プラン・金額の変更」をタップします。
②「毎日つみたてプラン」もしくは「月イチつみたてプラン」から買い付け日数を選択します。
どっちのプランにすればいいか悩んでいる方は、後述している「毎日積立と月イチ積立はどっちがおすすめ?」を参考にしてください。
③次に、積立する仮想通貨を選択してください。
2023年5月時点だと18種類の仮想通貨が積立に対応しています。
どの仮想通貨にすればいいか悩んでいる方は、後述している「積立する仮想通貨は何がおすすめ?」を参考にしてください。
ここではビットコインを選択します。
④最後に毎月の積立金額(月々1万円以上、1,000円単位)を入力して、「積立を申請する」をタップします。
これでコインチェックで積立投資の設定が完了です。
積立の設定が完了すると、コインチェックから積立設定完了のお知らせメールが届きます。
あとは毎月自動で引き落としや買い付けが反映されるので、ほったらかしでOKです!
コインチェックの積立投資に関するQ&A
続いて、Coincheckつみたてに関してよくある質問に回答します。
毎日積立と毎月積立はどっちがおすすめ?
おすすめは「毎日つみたてプラン」です。
なぜなら、月イチつみたてプランよりドルコスト平均法の恩恵を受けやすいから。
例えば、月に1度10,000円を一括で購入するより、毎日約333円を購入する方が「価格が低い時に多く買って、価格が高い時に少なく買う」状態を作りやすいです。
暴落時に資産が目減りするリスクも最小限に抑えられます。
※ドルコスト平均法の詳しい解説については、コインチェックの積立サービスの特徴で述べた「ドルコスト平均法でリスクを軽減できる」をご覧ください。
積立する仮想通貨は何がおすすめ?
積立する仮想通貨は、ビットコインがおすすめです。
なぜなら、流動性や将来性、信頼性、希少価値が他のアルトコインより高く、長期的にみると今後も価格が高騰していく可能性が高いからです。
以下の4項目をクリックすると詳細が表示されます。
流動性や将来性、信頼性などの観点から考えると、イーサリアムもおすすめです。
その他のアルトコインは、最高値に二度と戻らないこともよくあるので、そのリスクをしっかり理解した上で積立ましょう。
複数の仮想通貨を積み立てることもできる?
もちろん可能です。
積立金額の入力画面で、積み立てたい仮想通貨それぞれの積立額を入力してください。
各通貨10,000円以上の積立額であれば設定することができます。
積立の履歴や予定は確認できる?
もちろん可能です。
積立の履歴や予定を確認したい場合は、アプリのホーム画面から「アカウント」→「Coincheckつみたて」→「設定」→「履歴」と進めば確認できます。
引き落としに登録した口座は変更できる?
もちろん可能です。
積立の履歴や予定を確認したい場合は、アプリのホーム画面から「アカウント」→「Coincheckつみたて」→「設定」→「引き落とし口座の変更」と進めば変更手続きができます。
積立内容はいつでも変更・解約できる?
いつでも変更・解約可能です。
積立プランや仮想通貨の種類、積立金額を変更したい場合は、アプリのホーム画面から「アカウント」→「Coincheckつみたて」→「プラン・金額の変更」と進んで手続きを行ってください。
積立サービスを解約(停止)したい場合は、アプリのホーム画面から「アカウント」→「Coincheckつみたて」→「設定」→「積立の停止」→「積立を停止する」をタップすればOKです。
積立を再開する時も、同じページからすぐに設定することができます。
ただし、変更期間や引き落とし日、買付日は月ごとに決まっており、変更や停止の手続きがすぐに反映しない場合もあります。
積立のスケジュールについては、コインチェックの公式サイトで確認してください。
積み立てた仮想通貨の売り方・送金の仕方は?
積立で購入した仮想通貨を引き出したい場合や送金したい場合は、最初に積立サービス用の口座から通常の取引口座へ振替を行う必要があります。
売り方や送金の仕方はとても簡単です。以下を参考にしてください。
①まずはアプリのホーム画面から「アカウント」→「Coincheckつみたて」→「設定」→「振替」と進みます。
②上の画面のプルダウンを「積立→取引」に設定します。
③通常の取引口座に移動させたい金額を入力して、「残高を移動する」をタップします。
④あとは通常の取引と同じように、アプリのウォレットにある仮想通貨を売却して、日本円を出金しましょう。
もしくは、他の仮想通貨取引所や仮想通貨ウォレットに送金すればOKです。
残高不足で引き落としができなかったら?
銀行口座の残高不足で引き落としができなかった場合、再引き落としは実施されません。
それどころか、3回連続で引き落としができなかった場合や、銀行口座が解約されていることがコインチェック側で判明した場合、引き落としが強制的に停止される可能性があります。
そのため、銀行口座の残高不足には十分注意しましょう。
コインチェック以外の積立投資できる取引所
2023年2月時点で、仮想通貨の積立投資ができる取引所を以下にまとめてみました。
ビットコインやアルトコインの積立はどこがいいのか知りたい方は、取引所選びの参考にしてください。
取引所 | 積立頻度 | 積立可能な通貨 | 最低積立金額 / 月 |
---|---|---|---|
Coincheck | 毎日 | 18種類 | 10,000円 |
毎月 | |||
bitFlyer | 毎日 | 19種類 | 1円 |
毎週 | |||
毎月1回 | |||
毎月2回(1日と15日) | |||
GMOコイン | 毎日 | 20種類 | 500円 |
毎月10日 | |||
Zaif | 毎日(当月10日〜翌月9日) | 7種類 | 1,000円 |
ご覧の通り、「毎月1万円も投資に回すお金がない」という方は、コインチェック以外の仮想通貨取引所も検討するのがおすすめです。
さすがに1円から仮想通貨の積立を行う人はいないかもしれませんが、ビットフライヤーでは「毎日100円」「1週間で1000円」など、自分の好きな投資スタイルで積立しやすい仕組みになっています。
ちなみに、以下の記事ではコインチェックとビットフライヤーを全10項目で徹底比較しています。スプレッドや各種手数料、関連サービスの違いをまとめているので、よかったら参考にしてみてください。
参考コインチェックとビットフライヤーの違いを全10項目で徹底比較
まとめ
コインチェックで仮想通貨の積立投資を始める方法やメリットデメリット、手数料などについて解説しました。
ブログ記事の内容をおさらいすると以下のとおりです。
1分で理解できる要約
- コインチェックの積立投資とは、月々1万円〜仮想通貨の自動積立ができるサービス
- コインチェックで積立投資するメリットは、18種類の仮想通貨をサービス利用料や口座振替手数料0円で運用できることなど
- コインチェックで積立投資するデメリットは、短期で大きな利益を得るのはむずかしく長期目線で運用する必要があることなど
- 積立投資の始め方は、①引き落とし口座の設定→②プランや金額の設定の2ステップでOK
- おすすめの積立プランは、毎日ビットコインを積み立てること
Coincheckつみたてはドルコスト平均法を用いるので、中・長期的にみれば大きなリターンが望める投資です。
初めに積み立てる銘柄や金額を設定しておけば、あとはほったらかしでOK!コインチェック側で買い付けてくれるので、投資の知識がない方や忙しい方には向いている投資方法になります。
ただし、積み立てる仮想通貨の銘柄選びは慎重に!おすすめは、流動性や将来性、信頼性、希少価値が他のアルトコインよりも高いビットコインです。
また、投資のリスクやデメリットも考慮して、必ず余剰資金で行ってくださいね。
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