- ビットフライヤーのかんたん積立とは何?
- かんたん積立のおすすめのやり方は?
- かんたん積立のメリットデメリット、手数料を教えてほしい。
こんなお悩みを解決します!
今回は、ビットフライヤーの仮想通貨積立サービス「かんたん積立」について徹底解説!
スマホアプリでのやり方をはじめ、気になるメリットデメリット、手数料、スプレッドなどについてもまとめています。
この記事を読めば、損するリスクを最小限に抑えた積立投資ができるようになりますよ。
1分で理解できる要約
- ビットフライヤーのかんたん積立とは、月々たったの1円〜仮想通貨の自動積立ができるサービス
- ビットフライヤーで積立投資するメリットは、21種類の仮想通貨をドルコスト平均法で安定運用できることなど
- ビットフライヤーで積立投資するデメリットは、短期で大きな利益を得るのはむずかしく長期目線で運用する必要があるなど
- 積立投資の始め方は、①日本円の入金→②積立プランの設定の2ステップでOK
- おすすめの積立プランは、毎日ビットコインを積み立てること
ビットフライヤーで積立投資を始めるためには、ビットフライヤーの口座開設が必須です。
まだ口座を開設していない方は、以下のリンクから進めてみてください。
ビットフライヤーのお役立ち記事 | |
---|---|
口座開設方法 | おすすめキャンペーン |
おすすめの銀行 | 日本円の入金方法 |
ビットコインの買い方 | イーサリアムの買い方 |
メタマスクへの送金方法 | かんたん積立 |
NFTを始める手順 | コインチェックと比較 |
もくじ
ビットフライヤーかんたん積立とは
国内取引所のビットフライヤーでは、「かんたん積立」が利用できます。
かんたん積立とは、月々たったの1円~仮想通貨の自動積立ができるサービスです。
概要は以下の表をご覧ください。
サービス名 | かんたん積立 |
---|---|
対象者 | ビットフライヤーに口座を開設している満18歳以上の人 |
取扱通貨 | 21種類 |
積立金額 | 月々1円~100万円の範囲 1円単位で設定可能 |
積立頻度 | 毎日1回 / 毎週1回 / 毎月2回(1日と15日 )/ 毎月1回 |
サービス利用手数料 | 無料 ※ただし、スプレッド(売値と買値の差)は自己負担 |
入金方法 | ビットフライヤーの日本円残高から自動引き落とし |
ビットフライヤーかんたん積立のメリット
次に、かんたん積立の特徴を踏まえたメリットを5つご紹介します。
毎月たったの1円から積立できる
かんたん積立の最大のメリットは、月々たったの1円から積立購入ができることです。
積立金額も1円単位で設定することができます。
さすがに1円から仮想通貨の積立を行う人はいないかもしれませんが、「毎月高い金額を積み立てて失敗するのはイヤ」「毎月まとまった資金を用意できない」という方には魅力的ですよね。
ちなみに、コインチェックでも仮想通貨の自動積立ができますが、最低積立金額は毎月1万円とやや高めになっています。
積立頻度が4パータンから選べる
また、ビットフライヤーでは「毎日1回」「毎週1回」「毎月2回(1日と15日)」「毎月1回」の中か積立頻度を選ぶことができます。
積立サービスが利用できる他の仮想通貨取引所だと、これほど選択肢が多くありません。
詳しくは、後述しているビットフライヤー以外の積立投資できる取引所をご覧ください。
積立頻度は毎日1回に設定すると、なんと翌日から積立購入してくれますよ。
また、毎週1回の場合は、曜日を指定することができるので便利です。
アルトコイン積立に対応している
ビットフライヤーでは、ビットコイン以外のアルトコインでも積立を行うことができます。
2023年4月時点で、かんたん積立に対応している仮想通貨は以下の21種類です。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- BTH(ビットコインキャッシュ)
- EHC(イーサリアムクラッシュ)
- MONA(モナコイン)
- XEM(ネム)
- LSK(リスク)
- XLM(ステラルーメン)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- XYM(シンボル)
- LINK(チェーンリンク)
- DOT(ポルカドット)
- XTZ(テゾス)
- MATIC(ポリゴン)
- MKR(メイカー)
- ZPG(ジパングコイン)
- FLR(フレア)
- SHIB(シバイヌ)
- PLT(パレットトークン)
ちなみに、アルトコインとはビットコイン(BTC)以外の主要な仮想通貨のことを指します。
入金以外はほったらかしでOK
かんたん積立の申し込み後は日本円をビットフライヤーに入金する必要がありますが、あとの積立購入は自動でやってくれます。
自分で仮想通貨を購入する手間がかかりません。
また、サービス利用料も無料なので、余計なコストを考えずに積立を行うことができます。
ロボアドバイザーなどの積立サービスは振込手数料や運用手数料がかかる場合も多いので、手数料0円というのは意外ですよね。
ほぼほったらかしでOKなので、購入のタイミングに悩みがちな投資初心者でも始めやすいです。
ドルコスト平均法でリスクを軽減できる
かんたん積立に限らず、自動積立の魅力はドルコスト平均法で投資ができることです!
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品(株や仮想通貨)を常に一定金額で、定期的に購入していく投資手法です。
積立サービスは必然的にこの手法を使うことになるので、「価格が低い時に多く買って、価格が高い時に少なく買う」状態になります。
そのため、短期間で大きなリターンを得ることは難しいですが、中期〜長期的な視点で投資していくことで利益が出るタイミングがくるのがメリットです。
また、仮想通貨を買う時期が分散されることによって、購入価格が安定し、一括購入よりも総資産が目減りするリスクを抑えることもできます。価格が暴落した時の損失も最小限に抑えられるわけです。
センスやスキル、難しいチャート分析も積立では不要。
投資初心者や堅実な資産形成をしたい人には特におすすめですよ。
ビットフライヤーかんたん積立のデメリット
次に、ビットフライヤーで積立投資をするデメリットを4つご紹介します。
積立投資ならではのデメリットもあるので、他の取引所での積立投資を検討している方も参考にしてください。
事前に入金する必要がある
ビットフライヤーのかんたん積立は、口座振替やクレジットカード決済に対応していません。買付日の前に、自分のアカウントに日本円を入金しておく作業が必須です。
もし買付時に日本円の残高が足りない場合、積立は自動でスキップ(次回以降は設定通りに積立が実行される)します。定期的に残高をチェックして、少なくなったら日本円を入金する手間がかかるというわけです。
ただし、入金に慣れると30秒ほどで完了するので、それほど気にしなくてもいいかもしれません。
ちなみに、コインチェックの積立サービスであれば、手数料無料で口座振替(銀行口座から自動引き落とし)を利用できます。
そのため、完全に自動で積立を行いたいという人は、コインチェックの利用も検討してみてください。積立のデメリットやリスクは、ビットフライヤーとほぼ同じです。
\完全自動で積立投資できる♪/
参考コインチェックの積立投資はおすすめ?デメリット・手数料・やり方解説
元本が保証されない
仮想通貨積立に限らず、投資では元本保証がありません。
積み立てた資金よりも価格が低くなって損する可能性もあることを理解しておきましょう。
特に仮想通貨は値動きが激しいので、毎月の積立金額は余剰資金の範囲で設定してくださいね。
短期間で大きな利益を得ることは難しい
仮想通貨の積立は、FXのように短期で大きなリターンを得るものではありません。価格が大きく上昇した時も、一括で購入した時に比べて恩恵が薄くなります。
もちろんその分、仮想通貨の価格が暴落した時の値下がりリスクを最小限に抑えられる強みもあるので、日々の値動きに一喜一憂せずに、中期・長期目線で資産を増やしていきましょう。
無理な積立金額を設定して続けられなくなるような人や、暴落時に耐え切れずに売却してしまうような人は、他の投資の方が向いているかもしれません。
スプレッドが実質的な手数料になる
かんたん積立のサービス利用料は無料ですが、スプレッド(仮想通貨の買値と売値の差)が実質的な手数料になります。
積立サービスを利用する際に見落としがちなので、初心者は特に注意しましょう。
スプレッドがどれくらいになるかというのはビットフライヤーで公開されていませんが、コインチェックのスプレッドは購入価格の0.1〜4.0%相当なので同じくらいかかることが予想できます。
ただし、積み立てた仮想通貨をすぐに売却するわけではないので、中・長期で積み立てる方は多少のスプレッドがかかっても許容できるでしょう。
ちなみにスプレッドは、ビットフライヤーに限らず、他の取引所の積立サービスでも負担する必要があります。
ビットフライヤーかんたん積立のやり方
それでは、実際にビットフライヤーで積立を行うやり方を解説していきます。
手順はたったの2ステップです。
すでにビットフライヤーの口座を開設済みの人は、最短5分で積立設定が完了します。
step
1日本円を入金する
step
2積立設定する
順番に解説します。
STEP1:日本円を入金する
まずはビットフライヤーの口座を開設して、自分のアカウントに日本円を入金しましょう。
手数料無料で入金する方法は以下の3つです。
- 三井住友銀行から振込む
- 住信SBIネット銀行から振込む
- ネット銀行の振込手数料無料枠を使って振り込む
ちなみに、私はいつも楽天銀行とauじぶん銀行の振込手数料無料枠を使って入金しています。
ビットフライヤーに日本円を入金するやり方やおすすめの銀行については、以下の記事をご覧ください。
参考ビットフライヤー入金方法解説!手数料・反映時間・入金できない原因も
参考ビットフライヤーの入金・出金におすすめの銀行2つ!口座登録手順も
STEP2:積立設定する
自分のアカウントに日本円を入金したら、早速ビットフライヤーで積み立て設定を行いましょう。
スマホアプリでのやり方はこちらです。
①まずはビットフライヤーのスマホアプリを開いて、ホーム画面の下にある「bitFlyerかんたん積立」のバナーをタップします。
バナーが表示されない場合は、「メニュー」から「かんたん積立」を選択してください。
②「積立を設定する」をタップします。
その後、「bitFlyerかんたん積立利用規約に同意します」にチェックを入れて、「同意する」ボタンをタップします。
③積立設定が可能な仮想通貨が一覧で表示されるので、この中から自分が積立購入したい通貨を選択します。
今回はビットコインでかんたん積立の設定を行います。
ビットフライヤーの販売所で取り扱っている仮想通貨がかんたん積立でも購入可能です。
④毎日1回・毎週1回・毎月2回(1日と15日)・毎月1回の中から積立頻度を選び、「積立金額の設定に進む」をタップします。
⑤積立金額を設定して「設定内容を確認する」をタップします。
1回あたりの積立金額は1円単位で設定可能です。
最大100万円まで入力することができます。
⑥積立する通貨や積立頻度、初回積立予定日、積立金額などを確認して、「内容を確定する」をタップします。
これで、かんたん積立の設定が完了です。
翌日以降、ビットフライヤーに入金されている日本円残高から自動で積み立ててくれるので、基本的にほったらかしでOKです。
なお、積立購入の時間は設定できません。何時に買い付けるかどうかは、ビットフライヤーにお任せとなります。
ビットフライヤーかんたん積立に関するQ&A
続いて、ビットフライヤーのかんたん積立に関してよくある質問4つに回答します。
おすすめの積立頻度は?
おすすめは、毎日、仮想通貨を積み立てることです。
なぜなら、毎月1回や毎月2回積み立てることよりもドルコスト平均法の恩恵を受けやすいから。
例えば、月に1度10,000円を一括で購入するより、毎日約333円を購入する方が「価格が低い時に多く買って、価格が高い時に少なく買う」状態を作りやすいです。
暴落時に資産が目減りするリスクも最小限に抑えられます。
もっと詳しい解説は、「ドルコスト平均法でリスクを軽減できる」をご覧ください。
おすすめの銘柄は?
積立する仮想通貨は、ビットコインがおすすめです。
なぜなら、流動性や将来性・信頼性・希少価値が他のアルトコインより高く、長期的にみると今後も価格が高騰していく可能性が高いからです。
以下の4項目をクリックすると詳細が表示されます。
流動性や将来性・信頼性などの観点から考えると、イーサリアムもおすすめです。
その他のアルトコインは、最高値に2度と戻らないこともよくあるので、そのリスクをしっかり理解した上で積立ましょう。
複数銘柄の積み立てはできる?
もちろん可能です。
ただし1度に複数銘柄の積立設定はできないので、1つずつ設定していく必要があります。
スマホアプリでかんたん積立画面を開くと、上記のように「設定済みの通貨」と「未設定の通貨」に分かれて表示されます。
複数の銘柄を積立購入したい場合は、赤枠の「未設定の通貨」から任意の銘柄を選んで設定しましょう。
積立内容はいつでも変更・解約できる?
いつでも変更・解約可能です。
かんたん積立を解約(停止)したい場合は、アプリの「かんたん積立」画面で解約したい仮想通貨を選択して「解除する」をタップすればOK。
積立頻度や仮想通貨の種類、積立金額を変更したい場合も、一旦「解除する」をタップして、再度積立設定を行いましょう。
ビットフライヤー以外に積立投資できる取引所
2022年8月時点で、仮想通貨の積立投資ができる取引所を以下にまとめてみました。
ビットコインやアルトコインの積立はどこがいいのか知りたい方は、取引所選びの参考にしてください。
取引所 | 積立頻度 | 銘柄 | 最低積立金額 / 月 |
---|---|---|---|
bitFlyer | 毎日 | 21種類 | 1円 |
毎週 | |||
毎月1回 | |||
毎月2回(1日と15日) | |||
Coincheck | 毎日 | 16種類 | 10,000円 |
毎月 | |||
GMOコイン | 毎日 | 19種類 | 500円 |
毎月10日 | |||
Zaif | 毎日(当月10日〜翌月9日) | 7種類 | 1,000円 |
ご覧の通り、ビットフライヤーの最低積立金額は、ずば抜けて安いことが分かります。
積立頻度の選択肢も多いので、「毎日100円」「1週間で1000円」など、自分の好きな投資スタイルで積立しやすいです。
自動積立のデメリットに関してはどの取引所も似ているので、始めるならビットフライヤーが最も魅力的だと言えるのではないでしょうか。
ただし、他の取引所ではビットフライヤーで取り扱っていない銘柄の自動積立ができるので、気になる銘柄があったら利用したいですね。
ちなみに、以下の記事ではコインチェックとビットフライヤーを全10項目で徹底比較しています。スプレッドや各種手数料、関連サービスの違いをまとめているので、参考にしてみてください。
参考コインチェックとビットフライヤーの違いを全10項目で徹底比較
ビットフライヤーかんたん積立まとめ
ビットフライヤーの仮想通貨積立サービス「かんたん積立」のやり方やメリットデメリット、手数料などについて解説しました。
記事の内容をおさらいすると以下のとおりです。
1分で理解できる要約
- ビットフライヤーのかんたん積立とは、月々たったの1円〜仮想通貨の自動積立ができるサービス
- ビットフライヤーで積立投資するメリットは、21種類の仮想通貨をドルコスト平均法で安定運用できることなど
- ビットフライヤーで積立投資するデメリットは、短期で大きな利益を得るのはむずかしく長期目線で運用する必要があるなど
- 積立投資の始め方は、①日本円の入金→②積立プランの設定の2ステップでOK
- おすすめの積立プランは、毎日ビットコインを積み立てること
かんたん積立の最大の魅力は、月々の最低積み立て金額が1円と少額から始めやすいこと。さらに、自動積立はドルコスト平均法を用いるので、中期〜長期的にみれば大きなリターンが望める投資になります。
積立を始めるためには、ビットフライヤーの口座を開設して日本円を入金する必要がありますが、最短30分くらいで積立設定まで進めます。
今ビットフライヤーに登録していない方も、30分後には積立が開始できちゃうイメージです。日本国内在住で満18歳以上であれば始められるので、ぜひ少額からやってみてはいかがでしょうか。
ただし、積み立てる仮想通貨の銘柄選びは慎重に!おすすめの銘柄は、流動性や将来性、信頼性、希少価値が他のアルトコインよりも高いBTC(ビットコイン)です。
また、投資のリスクやデメリットも考慮して、必ず余剰資金で行ってくださいね。
ビットフライヤーのお役立ち記事 | |
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